制作デザイン紹介|
Canvaで作る「秋の旅行キャンペーン」
(サンプルデザイン)
こんにちは、Webデザイナーの菊地舜です!
今回は、私が制作した架空の旅行会社ポスター「秋の旅行キャンペーン」をご紹介します。
旅行は人々にとって日常を離れ、心をリフレッシュするとくな体験です!
特に秋は涼しくなってきて旅行にはもってこいの季節!
だからこそポスターで「ワクワク感」と「信頼感」を伝えることが重要だと考えています。
この記事では、
- 制作の背景
- デザインの方向性
- 配色やフォントの工夫
- レイアウトと見せ方
- 期待される効果
- 制作を通じて学んだこと
を具体的に紹介していきます。
制作の背景とコンセプト
今回設定したのはSNSでのサポートが充実している旅行会社。
そのため、お客様に寄り添う旅行会社として設定しました。
そして、この旅行会社は国内旅行をメインに提供しています。
コンセプトは「週末に気軽に行ける非日常の体験を届ける」です。
旅行会社ポスターを作る上で重視したポイントは3つです。
- ひと目で「旅行の広告」だと分かること
ポスター全体に京都をイメージした画像を使用しました。
さらに、「週末を特別にしませんか?」というキャッチコピーで旅行をイメージできるようにしています。 - 見た人にワクワク感や特別感を与えること
今回は「秋の旅行キャンペーン」ということで、京都で着物を着ている女性の画像を使用しました。
秋の穏やかな気候と京都の落ち着いた雰囲気で特別感を感じさせています。 - 信頼できる会社だと伝えること
連絡先(SNSの登録ができるQRコード)を配置しています。
気軽かつ安心して問い合わせできるようにしています!
旅行に行くにはまず、「楽しそう!」と思ってもらうことが大事です。
しかし、物価高のいま、それだけだとまだ弱い…
そのため、キャンペーンの内容が伝わるように色やレイアウトを工夫してデザインをしました!
デザインの方向性
旅行ポスターは「楽しそう」なだけでは不十分です。大切なのは情報と感情の両立。
- 画像の選択
この旅行会社は国内旅行です。
そのため、「日本」や「和」のイメージが強く感じられる画像を選択しています。
それから、文字よりも画像のスペースを大きく取っています。 - 情報の整理
せっかくの画像を活かすために右下の余白にキャンペーンの内容をまとめています。
円形の図形を使用することで柔らかい印象に…
そして、「秋の特別価格ツアー開催中!」という文字は目を引くオレンジを背景にしました!
さらに、具体的な割引金額は金額を強調するようにレイアウトを調整しています。
配色の工夫
メインカラー:オレンジ
「秋のキャンペーン」に合わせてオレンジを使用しました。
また、オレンジは赤に比べて自然と目を引いてくれます!
サブカラー:白
メインのオレンジを背景にしてもはっきり文字が見えます!
また、文字の背景に白を置くことで文字の可読性もUP!!
さらに、明るい印象を与えます。
アクセントカラー:黄色
オレンジと色差がないので、目立ちすぎずにポイントを強調することができます。
配色バランスを意識することで、全体が爽やかでありながら強調すべき部分が目立つようになっています。
フォント選び
フォントはメッセージの印象を左右する大事な要素です。
今回は次のように選びました。
キャッチコピー:はんなり明朝
画像の「和」のイメージや旅行のゆったりしたイメージに合わせました。
文字にとろみがある感じで華やかさがあるのがとても好きです!
本文:源柔ゴシック
可読性を重視しました!
キャンペーンの内容は、遠目からでもしっかり見えるようにゴシック体にしました。
レイアウトの工夫
左部:着物を着た女性が右に向かって歩いている画像を選択しました。
そうすることで、自然と右上のキャッチコピーに視線誘導ができます。
右部:キャッチコピーやキャンペーン内容を配置。
キャッチコピーが縦書きなので、右側に文字を配置するとストレスなく読んでもらえます。
下部:旅行会社のロゴ、問い合わせ先(SNS)のQRコードを掲載しています。
情報を整理しながらも、余白をしっかり取り「見やすさ」と「開放感」を演出しました。
想定される効果
このポスターを街中や駅に掲示した場合、期待できる効果は以下の通りです。
- 日本らしいビジュアルで人々の目を引きやすくなる
- 信頼感あるレイアウトで問い合わせに繋がる
- 「たまには自分へのご褒美もいいな~」という気持ちから行動に移しやすい
特に旅行は感情的な動機が強いため、デザインで気持ちを動かすことが大切です。
旅行会社ポスター制作を通じて学んだこと
今回の制作を通して改めて感じたのは「旅行広告は夢を売るものである」ということです。
料金や日程ももちろん大事ですが、最初に人を動かすのは写真や配色などの感覚的な要素です。
- 写真は見る人の「感情」を動かす材料になる
- キャッチコピーや画像で「行きたい!」という気持ちを引き出すデザインが必要
- 情報の整理はとても重要